ちぇー

気がついたら土曜日で、あと1日休んだらまた会社だよ、すげえな。やだな。てなわけで、今日はsさんmfさんちに新年会に行った。sさんとmfさんは夫妻で、stという猫、でかい猫がいる。韓国風の新年会だった。サムギョプサルや、韓国のお雑煮。キムチやキンパや。

韓国のお雑煮。と、さらっと書いたけれど、あれはとてもうまかった。mfさんにざっくりとしたレシピを聞いたからメモ。たっぷりの鶏モモを醤油と酒で焼いて、あとは塩胡椒して、最後に溶き卵。煮る。らしい。ほんとうにこんな単純なことであんな旨みが出るのだろうか。ちなみに食べる直前に、韓国のお餅を入れて煮て、水菜と柚子の刻んだのを薬味として載せる。本当にうまい。

うまいものを食べたあとに、鴛鴦歌合戦という映画のDVDをみんなで見た。戦前に作られた和製ミュージカル映画片岡千恵蔵が色男として登場するんだけれど、私は、千恵蔵の婚約者役の娘に感情移入してしまった。だって、気の毒すぎる。千恵蔵は色男だから、いろんな女とイチャついていて、婚約者たる私のことはないがしろ。遊びすぎ。映画の観客としては、そういう方が見応えがあるっていうか、色男たるゆえんっていうか、いいんでしょ?見てる分には、色男には思いっきり遊んでほしいと思うだろうけれど皆さん、婚約者目線で見たことがあります?私の何がいけなかったんでございましょう?

千恵蔵はなんだか街の女性らと遊んで、あとは映画、なんだかハッピーな感じで終わっていた。婚約者はラストには出てこなかった。どこへ行ったのだろう。

ちなみに千恵蔵は病気かなんかをしていたらしく、この映画の出番、収録時間は2時間くらいだったらしい。2時間で婚約者を翻弄し、婚約者は辛くて寝込んでいたよ、たった2時間のお前のせいで。