ミートソース記念

毎日食べ物のことで恐縮ですけれど、以前、カレーをつくっていたとき、頭の中に「りんごとはちみつ恋をした〜」という懐かしいコマーシャルソングが流れてきて、そうか、カレーにりんごを擦って入れるのもアリか!と閃いて、せっせとりんごをおろしてカレー鍋に投入。しかし。出来上がったカレーを味見すると、なっなんだこりゃあ!びっくりするくらい甘くてですねえ、甘口カレーなんか、このカレーに比べたら激辛ですよ!というくらい、とてもとてもご飯のおかずには出来ない代物が出来上がったわけです。

で、そんな甘カレーをどうにかしなければ、とネットの知恵袋などを調べまくって買ってきたのがトマトピューレーで(ピューレー?ピューレ?どっち?)ピューレーを足せば、甘みが落ち着く、みたいなことが書いてあったのだけど、結局、甘いカレーをどうにかするには、カレー粉を足せばいいわけで、ピューレだかピューレーだかを使わずに事が済んでしまった、ということがありました。そして、そのまま時は流れて…

ついにピューレーに賞味期限が迫って参りまして、どうにかせねばと思って私、生まれてはじめてミートソースを自作したんですな。バターで玉ねぎやニンニク、ひき肉を炒めて、そこにピューレーや水や塩や胡椒、コンソメ、ローリエなんかも入れて。あと、トマトがひとつあったから刻んで入れた。正直あまり期待してなかったんですが、…う、うまい。しかしこの味がいいねと言ってくれる人はいなかったので、自分で何度か「う、うまい」と言って、台所で小躍りした。

というわけで、ミートソースがとてもうまくできたので、記念に長めの日記を書きました。たわらまちもきっとこういう気分で、記念に詠んだのだと思う。