東南亜の旅６ チク

前日２３時にクアラルンプールを出発した電車で、朝６時過ぎ、バターワースという駅に到着。バターワースはペナン島の最寄り駅で、ここからフェリーで島に渡る。…しかし朝６時といったらまだ真っ暗なんでね、フェリーターミナル手前の屋台で、コーヒーを飲んで時間をつぶすことにした。…そういえば鞄の中に、シンガポールの果物屋で買った「チク」という果物があったことを思い出した。チャイナタウンのホーカーセンターの地下で果物屋を見物していたら、そこのオッサンが日本語で「コンニチハ！コレ！竹輪ジャナイヨ、チクダヨ！」と唐突に話しかけてきて、なんだそりゃ、と思って見ると、たしかに見たことのない果物だったので、試しに買ってみた。チク。１つ０．５ドル。４５円程度。「ヤワラカクナッタラ、タベゴロ！」と言われたのだが、鞄から出すと丁度やわらかい。チクって、日本では見たことないけど（それに、そのオッサンの店以外には置いてなかったけど…）これ、日本語ではなんていう果物なのかしら。と思って食べていると、コーヒー屋の兄さんが「あっ、チクじゃん。それ日本語ではなんていうの？」と聞いてきたので「知らん」と答えた。チクは、なんか、ジャリッとした舌触りでとても甘かった。

果物屋のオッサン。昭和４７年頃に日本に旅行で行ったことがあるので、日本語が喋れるのだそうです。

【支出】コーヒー１・３／フェリー（→ペナン島）１・２／バス１．４／昼飯（ニョニャ・ババ・キュイジーヌ）２９．５／かき氷２．３／孫文の家２／クーコンシー見学１０／プラナカンマンション見学２０／白珈琲２・９／夕食（ラクサ４・ホッケンミー４・サンザシジュース２）１０／缶ビール１０・９／宿９１８０円くらい（高い）　合計１２８４０円くらい。