手術した

他の人のブログを読むと、下の毛を剃られたり、浣腸されたりするらしいが、この病院では軽い下剤を渡されるくらいで、それも効くか効かないか微妙な感じで、看護師にコウンが出ないのだけど、と相談すると、別に大丈夫ですよ、っていう感じ。結局少し出たけど、ボーボーで、糞の残った感じで手術室に向かった。

手術台に自分でよっこらせ、と登り、体や額に色んなシールをベタベタ貼られ、肩のあたりが痺れて来て、覚えていない。

オランダ人やどこか外国の人と歩いてて、トイレに行こうぜ、と言うところで目が覚めた。猛烈にトイレに行きたい。あの、トイレ行きたいんですけど、カテーテルつないであるから大丈夫ですよ、ウンコしたくなったらどうしたらいいですか?朦朧としたままベッドで運ばれ病室に戻った。

腹をそっと触ってみると、あの硬いやつはいなくなっていた。

それにしても、カテーテルが邪魔。幸い、他の人のブログで読んだような吐き気も痛みもなく、とにかくカテーテルが邪魔。それに尽きる。

入院1日目

病室はなんと個室である。なので、思いっきり満喫してやろう、と思い、部屋にある棚をいちいち開けたり、窓の外の景色をやたら眺めたり、ベッドでゴロゴロしたり、半裸でウロウロしたりしている。個室だから!

昼過ぎに入院して、看護師からいくつかの説明を受け、採血され、腹にペンで丸を描かれて、薬をもらい、初日のイベントは終わった。さっそく暇である。

夕方、友人が見舞いに来てくれた。友人は私がまだ普段着なのでひどくガッカリしていた(もっと病人ぽい方がよかった…とのこと)。ロビーで茶を飲みながら、中学時代の同級生たちのアグレッシブな近況をまた聞きした。

晩飯は五分粥。鰆の煮物、山芋、青菜のおひたし。病人ぽい。

食後に看護師が睡眠薬をくれた。飲めば30分くらいで眠れるらしい。睡眠薬を飲むのが初めてなので、本当に眠れるのか、楽しみなような怖いような気がする。話題のMDMAも初めてはこんな感じだろうか。

入院前日

明日入院するので、今日から会社を休んでいる。一日、有意義に使おうと思ったのに全体的にテレビ見てスマホいじって終わってしまった。

有意義なことといえば、こたつを出した。手術後は力仕事ができないかもしれないのでね。それから、ケンタッキーフライドチキンを食べて、雪見だいふくを食べた。入院すると食べられないかもしれないからね。

仰向けに寝ると、腹に大きな硬い塊がある。これが明後日には無くなってるんだと思うとすごい。

また来た

この間終わった月のものが、また来た。あれだけ盛大にしぶとく続いた、でも生涯最後だし、と温かい気持ちで見送った生理が。手術は明々後日である。なぜこのタイミングで。

おかげで、余っていたタンポンが無駄にならなくてよかったです…。

久しぶりに更新したと思ったら、二回連続で生理の話で申し訳ない。でも今度こそ最後のアレなのでね、勘弁ね。

くよくよしている

以前から検診のたびに引っかかっていた子宮筋腫というのが、大きいものでいよいよ10センチを超え、さらに多発性なので小さいものまで含めると数十個もある。生理痛も経血量もひどいし、貧血もある。
それで手術することにした。
最初の病院では、開腹ですね、つまり腹を切るしかないですね、と言われたけど、二軒目では、腹腔鏡でいけますよ、と言われたので腹腔鏡手術をすることにした。
2週間後に手術を控えている。
先日の生理は生涯最後と体は知ってか、知らずか、しぶとく続いた。終わったと思ったら、カーテンコールのように激しい腹痛、そしてゲリラ豪雨のような出血。生理が始まって一週間過ぎてもうっすら続き、旅行にもついてきた。子宮も、名残惜しいのかもしれない。
再来週の今頃はすでに手術が終わって、痛いよお、痛いよお、って言ってるんだろうなぁ。
お腹に穴を開けて、臓器をひとつ取る、よくある手術だけど、考えたら不安になってきた。だけど、話せる人もいないので、書いてみた。

なしよりのあり

旅行に行くのに腕時計が買いたくて、人からはG-SHOCKなんかを勧められていて、自分でもその気になっていたのに、今日お店に行ってひととおりG-SHOCKを眺めた後、壁に吊るしてある腕時計からスヌーピーの柄を選んで、買った。1980円。ほんとは腕時計なんて欲しくなかったんだと思った。だけどスヌーピーはかわいいから、アリ。

マルタイ棒ラーメンで作る冷やし中華

冷やし中華が食べたくて、マルタイ棒ラーメンを茹でて、水道水で冷まして、野菜を切って、水道水で割って作った冷やし中華のスープをかけて食べた。あまりおいしくはなく、まずしい夕食だと思ったが、身の丈とはこういうことだな、と思った。