可士和とカエラ

家にいても仕方ないので、代々木の方に行った。代々木八幡で金魚まつりと、代々木公園でジャマイカフェスがあるのだ。代々木八幡はさぞかし金魚で盛り上がっているのだろう、と思って行ったが、そういう感じでもなく、大人は酒を飲み、子どもは金魚をすくったりお菓子を食べたりと、午後のゆるやかな時間が流れていた。行ってはみたものの、大人一人では何をしても浮いてしまうので、そそくさと神社をあとにし、代々木八幡の裏手の坂を下って、代々木公園に向かおうとしたとき、あれ?ここ、来たことあるぞ?と思った。代々木八幡の区民館…渡辺文樹監督の御巣鷹山を見に来たな。昨日もそうだったけれど、思いがけず記憶がファーーッとなるので、散歩はおもしろいですね。

代々木八幡から代々木公園の間のエリアは、収入の高そうな男女と犬ばかりだった。男性はみんな佐藤可士和みたいだったし、女性はカエラっぽい人が多かった。