教習所 21日目

この日から複数教習というやつで、普段は指導員とマンツーマンで乗車しているのだが、指導員と生徒2人で車に乗ることになった。でんでんに似たおっさん指導員と清楚な感じの若い女子、そして私。

じゃんけんをして、若女子が先に運転することになった。後ろの座席で、若女子とでんでんの会話を聞いていると、最近バイトどうよ?コロナで全然ひまでー、とか、新解釈三国志を見に行っておもしろかった、あー俺も見た、あいつムロツヨシがどうだこうだと感想を語り合っていたり、車の指導員って、こんなに色々喋るの!?と驚いた。

これまで私が指導員と話した事柄は、車の運転に関すること、天気に関すること、コロナによる景気への影響、以上。別にうらやましいわけではなくて(なにしろ人付き合いを好まないタイプなので)なるほど、他人の世界ってこういう感じなのか、と思った。

なるほどねーと教習を終えて車を降りたら、また別の生徒と指導員が、五右衛門ってお店あるでしょ、あそこって、量が多いから…とスパゲティの話をしていた。どうやったらスパゲティの話題にたどり着くのだろう。