航空券を買う

目的地までの航空券は、なんと、驚きの10万越えであったが、コロナ明けだし、連休だし、まあ、仕方ないのかなと思いつつ様子を見ていた。ところがある日見たら、さらっと一万値上がりしているではないか。

反射的に、これ以上値上がりしたらどうしよう、と思ってしまって、うっかり買ってしまった。

ちなみに韓国経由の便はもっと安くて、久しぶりにソウルでうまいもの食べたいな、と心揺れたが、入国時の諸々手続きに不安を感じて、直行便を選んだのだった。金で解決するタイプ。

ビザを申請したい

軽い気持ちで中国行きを決めてしまった。コロナも落ち着いてきたようだし、向こうに住んでるお友達のうちに遊びに行きたいなぁとぼんやり思っていたところ、観光での訪中が解禁されたとニュースで聞いたのだ。

これまで15日以内の観光ならばビザなしでOKでしたが、今はビザが必要とのこと。それならば仕方ない。観光ビザを申請することにした。

ビザを申請するにはネット上で申請フォームに記入し、続いてビザセンターの予約。書類を持参し、数日後ようやく発給、という流れである。

これまでいくつかの国のビザを申請して来たので今回も楽勝だろうと思ったら、どうやら違った。申請フォームは名前、性別、婚姻状況から始まり、年収、勤め先、職種、勤め先の住所、職場の責任者の連絡先、最終学歴、学校の住所、専攻(英語の綴りを調べてしまった。大卒なのに)、家庭環境。本当に君はそこまで私のことを知りたいのか?しかも空欄が一つでもあると先に進めない仕組みになっている。つらい。そして入力完了しないとビザセンターの予約が取れないのだ。鬼。そして、最後に大事なことに気づく。航空券を買わないとビザ申請できない。そりゃそうだ。

私は腹を括って、航空券(こんなに高いとは思わなかった)を買った。

ビザセンター予約は、混雑しているとは聞いていたが、最速の予約日が来月半ばだった。混みすぎだろう。ビザ発給に中4日かかるとすると、出発まで結構ギリギリじゃないか。しかも予約当日キャンセルすると三日間は予約が取れない鬼の仕組みである。私はもう航空券(こんなに高いとは思わなかった)を購入済みなので何としてでもビザを取らねばならない。予約日は半休を取ることにした。

 

 

旅行に行きたい

結局免許が取れたのか取れなかったのかよくわからないタイミングで日記は途絶え、訪れる人もいなくなったこの日記ですが、私にとっては備忘録のようなものなので、再開しようと思います。

今度の連休に旅行に行くことにしました。コロナ後初の海外です。昨年末くらいから、タイとかネパールとか、身の回りにも海外へ出向く人がちらほら現れ、ならわしも、と思い切って出かけることにしました。中国へ。

今日から一筋縄でいかないあれこれを書き留めていきたいと思います。

教習所 25日目

いよいよ最後の教習となった。みきわめ。

路上を教官の指示通りに走り、途中で停車、こまごま注意を受けながらもクリア。そして教習所に戻って、方向転換と縦列駐車の復習。うーん、全然覚えてなかった…とはいえ、今さら聞かない雰囲気だったので、だいたいこんな感じだったかな…?とそろりそろり、騙し騙しハンドルを切り、なんとか終了。

無事、みきわめられた。次はいよいよ卒業検定

教習所 24日目

教習所では高速道路を走る教習もあるのだと聞いて、であるならば、隣県の田舎の教習所ではなく、大都会東京の教習所で免許取得せねばなるまい、なぜならば、東京の高速道路、首都高は交通も多く、ローリング族なんて人たちもいるんでしょう?自分一人で運転する前に是非一度練習しておきたいですし、と思い、今の教習所を選びました。ところがなんと、高速道路の実習は、前回もお世話になったシミュレーターというゲーセンのような機械で行うと知って、拍子抜けしました。なんだよ、首都高走れねぇのかよ!

しかし、シミュレーターで試してみて、うん、首都高走らなくてよかった。と思いました。命拾い。

高速の入り口を入ると、加速車線があり本線に合流します。加速車線を走っていると、横で教官が、アクセル踏んで、踏んで、と煽ってきます。アクセルを思い切り踏みます。そして本線への合流、するとどうでしょう?私の車は制御を失い壁に激突するのです。ええー。

同じく教習を受けている若女子は、すっ、すっ、すっ、すっ、と毎回入れているのに。4回やって、4回とも激突。これじゃ高速乗れないじゃん!教官はもう一度チャンスをくれるでもなく、次の項目に移っていきました。

高速への苦手意識だけを残して(高速を走ったら死ぬ、いや正確には、高速で走る前に死ぬ)この実習終わりました。

教習所 23日目

半休をとって教習所。平日しか予約が取れなかったのだ。

せっかくの半休を無駄にしてはいけないので、少し早めに教習所に行き、卒検前の効果測定を受けた。標識とか高速道路での交通ルールとかのテストね。前回の仮免前の効果測定は5回も落ちたが、今回は夜な夜なきちんと問題集を解いて臨んだので、2回目で合格した。やった。

そして教習は、指導員と教習生2人で乗車。なんと、かねてから目をつけていた「あれこの人もしかして同年代なんじゃね?」という人だった。なんと同い年だった。でも子供が高校生らしい(教官との会話から判明)。そんなに人生経験を重ねている人が、さらに運転免許を取ろうだなんて、なんてアグレッシブな!と一瞬尊敬しかけたが、よく考えたら、世の中それがわりと普通で、中年で一人ぷらぷら免許もない私はなんと未熟な存在なのだろうか、と心もとなく思った。

お互い同い年だと分かって、記憶力の低下という共通の話題で少し盛り上がった。どうして免許取ろうと思ったのか聞けばよかった。

教習所22日目

世の中にはいろいろな道があり、それぞれ危険を伴うが、それをすべて実際に経験するのは難しいので、シミュレーター講習を受けた。前方に三面の画面がついた、運転マシンである。ゲーセンのような感じね。

若い女子、多分私の年齢の半分以下、と2人の講習だった。

このゲーセンのようなマシン、アクセルもブレーキもハンドルの感じも実際の車とは違う。運転が難しい。しかも、いろいろな道である。夜道、雪道、雨の道、運転が非常に困難で、本当にゲーセンのようだった。最初に運転した私は、それはもうゲーセン感覚で、わーとかひゃーとか、ゲーセンのような声を上げながら運転したのだが、次の若女子は、何があろうとも声を上げることなく、淡々と運転を続けた。そうだった、ここはゲーセンではない、教習所だ。若女子からしたら、得体の知れない中年女が、教習中に年甲斐もなく大はしゃぎしている、と見られていたに違いない。

がっかりしながら、家に帰った。