東南亜の旅4 食に走る

マラッカ2日め。食に走ることにした。

マレーシアには(ものすごくざっくり言うと)マレー人、中国人、インド人がいて、それぞれとても素晴らしい食文化をお持ちなので、それを堪能することにした。昼飯はカレーを食べようと思った。それも、バナナの葉っぱに載って出てくるやつ。通りかかった看板にちょうど、バナナの葉っぱカレーの写真の載っている店があったので、店員のインド人に「バナナリーフ?カレー?アハン?」と聞いたら、そうだ。と言うので入ってみた。席に座るや、バナナリーフがベロンと目の前に置かれ、すかさずバケツを持った店員がやってきて、ご飯を山盛り、バナナの葉の上によそった。さらに小さなバケツを持った店員がやってきて、ご飯に添うように、せんべいみたいな2枚、ピクルスみたいなもの、緑色のドロッとしたもの、最後に野菜カレーのようなものをご飯の上にかけた。おいおい、まだ何も注文してないぜ!と焦っておると、「チキンにする?それともマトン?」とカレーの注文をとりにきた。えっ?てか、もう野菜カレー、かかってんじゃん!?と思ったけど「マトン…プリーズ」。マトンをお願いいたします。

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あとで調べたところ、バナナの葉っぱ〜ご飯〜おかずは、日本の定食屋で言う所の白米味噌汁漬物、みたいな感じらしい。私が野菜カレーと思ったものは、ちょっとした煮物感覚のおかずなのかもしれない。写真奥がマトンカレー。で、せっかくなので、手でゴチャゴチャこねて食べてみた。最初は、熱っ!熱っ!って感じだったのだけど、だんだん楽しくなってきて、おもしろかった!ちなみに食後は、手前に折りたたむのがマナーらしいです。

夕食はガイドブックにも載っていたタンドリーチキンの店へ(パクプトラという店)。タンドリーチキンって、なんとなくパサッとしたイメージでいたのだけれど、ここのはジューシーかつ、皮のところがなんとも言えぬスパイシーな味わい、一言で言うと、とてもうまかった。ナンもうまかったし、マンゴーラッシーもうまかった。私が富豪ならば、ここの従業員を日本に連れて帰りたい。

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旨さの極み。

ところでマラッカにはザビエルの教会があって、ザビエルの像も立っていた。教会のステンドグラスに描かれているザビエルにはまだ毛があるようだったので、布教の旅のどのあたりで寂しくなっていったんだろう?日本に来る前、マカオのあたりかな?と思った。いろいろ苦労なさったのだろう。

【支出】 両替 100USドル→290リンギット

カレー(マトンカレー・コーラ)11/スルタンのミュージアム2/ドリアンカキ氷3/水1/リバークルーズ15/夕食(タンドリーチキン、ガーリックバターナン、マンゴーラッシー)14/ビール8/水2・5/綿棒1.2/宿6100円くらい 合計8410円くらい